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2値と多値

DTPソフトで画像を扱う際、ロゴのような白か黒かの線画として扱う2値方式と、白から黒へ変化する階調(16階調など)で扱う多値方式がある。では、実際入られてのご感想はいかがでした?思い描いていたものと現実とのギャップもありました? あそこまで大きな会社だとは思っていませんでした(笑)。ここでモノを作るって大変だなぁ、と。もちろん、今思えば、作る環境という意味では、自社工場もあれば関連会社も多いですから整ってはいるんです。ただ、大きな会社であるがゆえの障害ももちろんある訳ですよね。 そのような状況の中で一つのプロジェクトとして、東芝で「atehaca(アテハカ)」を立ち上げられたのは非常に大変だったと思うのですが、いかがでした? 大変でしたね。でもその頃は思ったことを口に出さねば気がすまなかった。自ら大変な方向に進んでいたんですよね(笑)。ただ自分がそう言ったことに対して共感する人・応援してくれる人というのは必ずいて、待ってましたと歓迎してくれる方もたくさんいたんですよね。 それは東芝の中にも、社外にも? はい。この時に、想いを持てば世のデータ復旧が変わってゆくんだな、ということを初めて感じました。自分一人で実現したとは思っていないですが、自分の想いや考えを外に吐き出したことで、ちょっとずつ環境が変わっていったかなと思っている。 なるほど。以前熊本さんが語られていたことで『メーカーと消費者の距離が果てしないので、その距離感に対する違和感をどうするかが課題』という言葉が印象的だったのですが、この辺りがその後の独立を意識されたようにも読み取れるのですが、いかがですか? 自分を含めてこれだけ消費者の声があるのに、スピード感などを含め大手メーカーにはそれに応えられないルールや環境みたいのがあったのかな、と思いる。それにメーカーだと単純に『これがほしい』という消費者に対して、『はい、50,000円です』って売ることができないんですよね。これってなんか不思議だなぁって思っていたんです。当たり前のことではあるのですけど。 流通が入ることで? はい。流通が商品の普及や効率のための必要なファンクションであることは十分理解していますが、逆に消費者の声を届きにくくしている部分でもあると思ったんです。先ほど『大きな会社』と表現したのはそういった面も含めてですね。 東芝の「atehaca」プロジェクトで家電の固定概念を破る世界へと踏み出していたこと、そしてその結果に対しての世間の反響が出始めていたことがやがて使命感へと変化し、熊本氏は大企業では実現できないことを追い求めるため、リアル・フリート設立へと進んでいく。 「リアル・フリート」と「amadana」のセミナーに託した想い このリアル・フリートという社名の由来は? 誰も行こうとしない大海に小舟で旅立つ。そんな決意の表れと、真のモノづくり集団を目指していたので艦隊に見立てて進んで行こう、そう思って名づけました。 リアル・フリート モノづくり艦隊で以前からの『想い』を実現されようという表れ、ということですね。実際にそれを形に変えていくプロセスは、かなり大変だったのではないかな、と容易に想像がつくのですが、どうやってamadanaは誕生していったのでしょうか? 今考えたら、『作る』だけだったら比較にならないくらい東芝の方が容易でしたね。 自分で頭ではわかっていましたが、ここまで携帯 アフィリエイトづくり、特に家電を作るのは大変だなぁとは、正直なところ独立して痛切に感じている部分だったりするんですけどね(笑)。ただ大変さだけ見てしまっていたら、きっとどこかで折れていたと思いる。ただ、その中で生まれてくる瞬間はたまらなくワクワクしますから、その感覚はすごく大切です。それに使う人たちが街に増えていく、という状況は作り手としてはやめられない。 経営がしたくで社長になったわけではなく、自分がやりたいことを実現するための手段としての社長になったと思っていますので、その強い想いの実現を目指していますね。 amadanaの名前の由来は、尼棚という江戸時代に漆器を扱う店が集まる一帯として有名だった名からきている。古くからヨーロッパで重宝された日本の漆器類。日本ならではの生活様式と美意識と技術を併せ持っていた古来の漆器を、現代の家電に置き換えてつけられたネーミングである。 amadana 20世紀において家電産業を中心としたエレクトロニクスの技術力は日本が世界一となり、それが日本を支えていた側面はあると思うんです。 日本のお家芸といわれたモノづくりですものね。 これだけの高度な家電技術を持っていながら、何でこれを活かせないのかなという単純な疑問がありました。日本でもう一回、世界に誇る家電ブランドを作ることを目指したいという想いがありました。 なるほど。そこが熊本さんが『カデン』ということにこだわっていることなんですね。通販主導で家電を取り込んでいくアプローチではなく、あくまでも日本の家電という技術力に対しての評価が前提にあるのだと。 そうですね。ただ、デザインだけでもないし技術だけでもないと思っていて、一つそこにあるのはそれらを編集する力だと思っているんです。 考え中↑ デザインと技術の・・・編集? ええ。ある程度の整体 学校が出尽くした今、あらゆる最先端技術を盛り込むことがマーケットの価値につながるとは思わないんです。逆に、その発想を変えられないから、日本はマーケットで負けていったという現実があるのではないかと考えます。 今の家電はオーバースペック気味ということですね。 必要なのは、使い手が魅力だと思うことで、ニンテンドーDSやWiiも決して最先端だけにこだわったモノではないですよね。でも編集力によって商品の価値が変わる好例だと思うんです。「技術を編集する」ことで、まったく新しい商品の価値・文化・カテゴリを生み出すというのが、本来日本の得意分野だったのではないかな、と思いる。