出力トラブルを未然に防ぐため、送稿前にデータをチェックする機能。カラーモード、フォントの有無、画像のフォーマット・解像度などをチェックする。確かにオンライン・ショッピングは購入前に実物を手にとれないので不安に思うこともある。それがサイズや素材、色が重要なファッション関連の商品であれば尚の事。その不安を払拭するための「買いやすさ」への妥協はイマージュネットには無い。 なるべく高い画質で、より実物に近い画像となるよう、商品撮影もトライ&エラーを繰り返し、一番良い状態を追及し続けているという。確かに、イマージュネットの商品拡大画像は、その質感までリアルに伝わってくる。ここまで拡大した画像が提供できるのも、その再現性に自信があればこそ。 リンクシェアを再び選んだ訳 実は今回のインタビューで、ぜひ聞きたかったことがある。 イマージュネットは、2003年11月にアフィリエイトサービスとしてリンクシェアを利用し、その後、他社のアフィリエイトサービスを複数利用していた。しかし2007年1月より再びリンクシェアを採用し、今に至っている。 その経緯、他社と比較してのリンクシェア・・・。どうしても、その本音が聞きたい。 それを引き出すきっかけに、とIPOを始めたきっかけに話をふると、Webの広告代理店での勤務経験もある小原田様ならではの切り口で返ってきた。 「アフィリエイトは基本的にノーリスク・ハイリターンだと考えている。成果報酬型なので売れなければリスクはないし、売れれば大きなリターン戻ってくる。当社にとって、アフィリエイトの大きなミッションは新規のお客様の獲得と考えているので、販路を広げると言う意味では「リスティング」や「純広告」より、はるかに大きな位置付けですね。これは今のWebの潮流からいってもそうですが、ブロガーさんを始めとする個人の方の力が非常に強い。その個人の方のサイトは、インターネットを利用する方々にとっても一番距離が近い。その方々にご協力いただけるというのがアフィリエイトを利用する大きな理由です」 見本市のブースでの様子1 見本市のブースでの様子2 見本市ブースでの様子 イマージュネットの個人アフィリエイトサイトへの思い入れは強い。今年の4月、有明のTFTホールで行われたの春の第5回アフィリエイト大見本市でも、来場者向けにブラを500円と破格の値段で提供していた。 これも、まずは自社の商品を知ってもらい、ブログなどでレビューしてほしい、という意向からだ。 アフィリエイトを利用しての実際の効果に話が移っても、その思い入れの強さは続く。 「アフィリエイトサイトに商品を掲載して頂いたとしても、すぐに購買、成果に直結するとは思っていない。実際に購買されるお客様がそのサイトをご覧になって興味を持っていただく時間も必要だと思うので。 そういった意味でアフィリエイトの効果というのは、先に見て行こうと考えている。 アフィリエイトサイトの中でも、特に個人ブロガーさんにフィーチャーしたいと考えている。たとえ10円でも100円でも報酬があれば喜んで頂けると思うんですよ。そういった見えないコミュニケーションを大事にしたいと考えますね。」 そして話は、こちらが聞きたかった核心へ 「これは他のアフィリエイト事業者との比較になりますけど、うちは外貨預金から始めて、他社様を利用して、またリンクシェアに戻ってきたわけですが・・・何が特長的だったかというと、やはりアフィリエイトさんと直接、密なコミュニケーションが取れる点ですね。加えてレポート機能では、様々なデータの見方ができるようになって、ミッションである新規獲得に向けて料率の変更ができるなど様々な打ち手を出せるところがいいですね。」 アフィリエイトサイトと直接コミュニケーションを取って頂けるのがリンクシェアの特長の1つ。アフィリエイトと密なコミュニケーションが取れる事により、次なる打ち手のプランニングや、その打ち手に対する効果が常に確認、期待できるとの事だった。 レポート機能を褒めて頂いたので、調子にのって今年の1月にリリースされたリンクシェアの分析ツール、『シナジー・アナリティックス』についても話しを振ると・・・ 「まず、重い。これは為替 に載せなくてもいいんですけど。」 ・・・。載せました。そこはリンクシェアとしても改善しなければと思っている点。 さらにデータの内容については、 「現状、うちが目指しているデータは出ていると思いる。企業様にはよるとは思いますが、うちのミッションにはあっているかと。」 パフォーマンスは改善の余地はあるが、その分析データの方向性が誤っていては致命的。すこし安心しつつ、更なる改善の必要を感じた。ここで、勇気をもって、もっとも聞きたいが聞きづらかった事に話をうつす。 リンクシェアを辞めた理由は− 「リンクシェアさんの体制って、ここ数年で非常に変わったと思いますが、昔は非常にクローズドな世界でやられている印象があった。なぜ数無数あるアフィリエイトに声をかけない、目を向けないのかと。他社さんはそこを見ていた。アフィリエイトさんはECサイトにおけるどこでもドア。販路は広いに越したことはない。その方向性の違いが大きいですね。」 リンクシェアの参加サイト数は、現在約24万サイトと、他社に比べ決して多い数ではない。しかしそのサイトの質では(これは無論リンクシェアの努力ではなく、参加いただいているアフィリエイトサイト様の努力ではあるが)負けていないという自負があった。しかし、個人のアフィリエイトサイトを重要視するイマージュネットからみれば物足りなかったということか。